スーパーの販売スタッフであることを明確にしたい

背面の大きなロゴでエプロン着用時の視認性を解決

スーパーの従業員の制服は、代わりに「エプロン」を使うことがあります。
お客様がエプロンを着ていることはほぼないでしょうが、後ろ姿はどうでしょうか?

スーパー高森 様

食品スーパーなどでは、従業員に制服の代わりに「エプロン」を支給していることがあります。速やかに着脱可能で、サイズも基本的には考慮しなくて良いため、取り回しが良いです。それでいて、スーツを着用している業者に比べて「来客と格好が被らない」という利点もあります。よほどのことがない限り、エプロンを着て外出する人はいませんからね。

しかし、エプロンも万能ではありません。エプロンがサイズを考慮しなくても良いのは、シャツのように着るタイプではなく、紐を結ぶことで着用するタイプだからです。そのため、特に背面は紐しか見えません。スーパーの従業員だと、商品の陳列などのために来店客に背を向けている人も多いです。そんな状況だと、来店客はその人が従業員なのかどうかをひと目で判断することができなくなります。

その結果、従業員に用事のある来店客の流れが滞ってしまいます。食品スーパーでは、店舗規模に対して来店客の密度が多いため、来店客の流れを滞らせることはそのまま売上の減少につながります。しかし、規模によっては制服を大量に注文するには人数が少ないこともあります。少ないロットで注文できる、制服代わりの商品を導入する必要があります。

解決

作成のポイントと導入の結果

作成のポイントは、店名を大きく印字することです。前面と背面の両方にプリントがあると非常に効果的です。
色やデザインは、企業のイメージに添うものがあればそれを使用しますが、特にない場合は明るく柔らかいイメージをメインに、親しみやすいデザインを採用しましょう。

まず、ポロシャツに印字する内容としては「企業名」「店舗名」「担当名」などが挙げられます。今回のケースでは、この中で「店舗名」のみを記載すれば十分です。
企業名と店舗名が異なる場合、運営している親会社については店舗ほど知名度が高くない可能性があり、お客様がそれを分からないことが多いからです。あって損はありませんが、なくても問題ないでしょう。

次に「担当名」については、特に記載する必要はないでしょう。来店客からすれば加工食品だろうと精肉だろうと、誰でも「店員」ですから、ポロシャツに担当名を記載することのメリットがありません。
また、担当名を記載するとそれだけ使い回しが効かなくなるのでデメリットとなります。

「店舗名」については、個別の「○○店」まで記載する必要はありません。「スーパー○○」のように、店舗ブランド名を記載しておけば十分です。
また、そうすることでポロシャツの店舗間移動が可能になり、使い勝手が良くなります。

色やデザインについては、可能であれば企業や店舗のイメージカラーやロゴなどをプリントしておけば、「このお店の従業員なんだ」という認識を持ってもらいやすいですよね。
それがない場合は、明るく柔らかい、親しみを覚えるようなデザインを採用しましょう。食品スーパーには小さな子供も来店します。刺激のあるデザインや色では敬遠されてしまう可能性があります。色は明るめで柔らかい色合い、それでいて地味すぎないデザインが良いでしょう。
加えてデザインが良いと「来店客に印象付ける」「着ている従業員のやる気が上がる」などのメリットもあります。

こうすることで来店客に従業員を視認してもらいやすくなり、流れを滞らせることがなくなります。それは結果として店舗の売り上げを向上させることにつながります。


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